【書評】マスコミとお金は人の幸せをこうして食べているの感想

マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている」かなりインパクトのあるタイトルですよね。

 

一見突拍子も無いようなことを言っているようにも思いますが、この本の中身を読んでみると納得せざるを得ないことが書かれているのも事実。

 

よく考えてみると、確かにマスコミもお金も人々を幸せにしてるとは言いがたいですからね。

 

世界はどんどん格差社会が進んでいて、上位数パーセントの超富裕層と残りのお金のない大多数へ二極化が進んでいます。とても幸せな状況とは言えません。

 

マスコミも重要なニュースは報道せず、くだらないスキャンダルや政治家の不祥事のことばかり伝えています。重要な情報は隠され、くだらない情報ばかりが垂れ流され続ける。それが本当に幸せな状況なんですかね?

 

この本を読めばなぜ「マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている」のかわかりますよ。

 

この本に書かれていることは大きく分けて次の3つ

  • 一般庶民が知らないお金のカラクリ
  • お金の流れで見える歴史の裏側
  • マスコミが言えないこと

 

それぞれ見ていきましょう。

 

 

 

一般庶民が知らないお金のカラクリ

お金に関する章ではお金の起源、お金の仕組みというベーシックなことから、ロスチャイルド家が台頭するまでの流れが書かれています。

 

お金の起源に関しては皆さんご存知だと思います。最初は石から始まり、貝殻や穀物になり、やがて金属になり、紙となり、今では情報になっています。

 

まずこの本が言いたいのは金利っておかしいよね?という話。

 

金利はこの世界に存在してはならない?

借金をする時やローンを組む時には数%〜数十%の利子(金利)を払いますよね?それがおかしいということ。なぜならそれは本来は存在しないお金だからです。

 

例えば一つの小さな村には、全部で1億円のお金が回っていたとしましょう。わかりやすくするために村には、医者、農家、電気屋、水道屋、銀行家の5人がいたとします。それぞれ2000万のお金を保有していたとします。

医者:2000万
農家:2000万
電気屋:2000万
水道屋:2000万
銀行家:2000万

 

この時点では合計で1億円です。しかしある時、農家は不作により収入が得られず、銀行家から1000万円の借金をしました。銀行家はそれに対して10%の利子を請求したとします。つまり農家は銀行に1100万円を返さなきゃいけないわけです。

 

でもちょっと待ってください。どこにその100万円があるんですか?だってこの村には全部で1億円のお金しかないんですよ?仮に農家は借りた1000万を返し、銀行家は利子の100万円を手に入れたとしましょう。

医者:2000万
農家:2000万
電気屋:2000万
水道屋:2000万
銀行家:2100万

 

これだと村にあるお金が1億円+100万円あることになってしまいます。つまりないものを請求しているのと同じというのがこの本で書かれていることです。

 

ただしこれに関しては、異論がありますよね。農家が自分の資産から100万円を返せば普通に収支はまとまりますから。

医者:2000万
農家:1900万
電気屋:2000万
水道屋:2000万
銀行家:2100万

 

さらに実際の世の中では、お金は増え続けます。なぜなら僕らはモノやサービスを生み出し続けているからです。新しいiPhoneが作られたり、自動運転車などが発明されるたびに、その増えた価値を交換するためのお金が必要です。

 

今僕らが生きている世界では、どう考えても1億円じゃ経済が回りませんよね?だから経済が成長していくごとに、お金は増えるんです。貧困国にお金がないのは、価値を生み出せていないからとも言えます。

 

ただ問題点は、金利によって世に出回るお金の総量は増えますが、それは価値を生み出さずに増えたお金だということ。つまりお金だけが余る状態になるってことです。(今、格差社会が進んでいますが、実は世の中にはお金は余ってるんですよ)

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ロスチャイルド家って何?

金利の話の次にはロスチャイルド家について書かれています。この一族の名前はご存知ですか?都市伝説系のテレビや本で紹介されているので、知っている方も多いと思います。

 

よく「この世界を裏で牛耳っている」と言われている一族です。その真偽に関しては、ここでは触れません。一般庶民の僕にはわかりませんし、どう頑張っても一生知ることはできませんから。

 

でも確実に存在する強大な権力を持つ(持っていた)一族であることには変わりありません。

 

ロスチャイルドの歴史は、ドイツのユダヤ人隔離区域ゲットーにいたマイヤー・アムシェル・ロートシルトから始まります。

 

当時から差別を受けていたユダヤ人は普通の職業に就くことができませんでした。唯一許されていたのが、神の教えに背く行為である金貸しと両替商。マイヤー・アムシェル・ロートシルトもそのうちの一人で、商才があった彼は銀行業で成功し巨万の富を形成していきます。

 

彼の5人の息子がそれぞれフランクフルト、ウィーン、ロンドン、ナポリ、パリで銀行業を拡大させ、一族の富は爆発的に増えていきます。

 

その後は5人の息子たちが貴族や国にお金を貸し付け、大量の利子を取ることでさらに巨大な資産を持つ一族になります。

 

ゴールドマン・サックス、コカ・コーラ、ネスレ、ユニリーバなど多くの企業はロスチャイルドの資金提供を受けて作られた会社だと言われています。

 

日本の財閥である、三井、三菱、住友、安田などもロスチャイルド系財団の資金提供を受けて成功したとも言われています。

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お金の流れで見える歴史の裏側

歴史について書かれている章では、お金の流れを見ることで歴史上で起こった出来事を説明しています。歴史が正しい、正しくないと言う話ではなく、なぜそれが起こったのかを説明してくれています。

 

結論から言うと、戦争というのは全てお金を目的に行われるということが書かれています。確かにお金の流れを追うとそうなんです。

 

例えば明治維新。僕らが教科書で習った歴史は、薩摩藩、長州藩、土佐藩の下級武士らが幕府を倒したという話です。坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通が有名ですね。

 

でもよく考えるとおかしくないですか?たかが地方の下級武士たちが、幕府を倒せると思いますか?兵力でも、保有する武器でもあらゆる面において幕府に劣っていたはずです。

 

今で考えれば、地方の自衛隊が反乱を起こして、日本政府を打ち倒せると思いますか?まぁ無理ですよね?

 

だから明治維新の裏側には絶対に何かがあったはずなんです。

 

それがトーマス・グラバーという武器商人。彼はイギリスのロスチャイルド系一族の貿易会社マンセン商会の社員だったと言われています。彼の支援により明治維新は成功したと言っても過言ではありません。

 

さらに面白いのが、グラバーが薩摩藩や土佐藩を支援する一方で、フランス系のロスチャイルド一族は幕府側を支援していたということ。このように表では仲間を支援し、裏では敵を支援することをマッチポンプと言います。

 

これが本当なら笑っちゃいますよね。本当に得をしたのは、日本人ではなく武器とお金を供給していた人たちなのかもしれませんね。

 

第二次世界大戦も、日露戦争も全てこのような構図であったと言われています。(日露戦争ではロスチャイルドのロンドン家とパリ家が日本政府に対して巨額の貸付をしたと言われています。)

 

今、北朝鮮が暴れて得をするのは誰なのか?と考えてみる必要がありそうですね。いつの時代も、戦争は儲かります。

 

 

 

マスコミが言えないこと

マスコミがどのような機能を果たしているのか述べられている印象的な文章を引用します。

 

国民の反対を受けそうな法案や予算が国会で審議される時には、政治的関心から注意をそらすために芸能人の麻薬、愛人、離婚、暴力騒動、または相撲界の八百長問題などありとあらゆる些細なニュースが公共の電波をジャックする。

 

まぁそういうことですよ。僕はこのことについて深く言及するつもりはありません。

 

 

 

学べることが非常に多い

このような本を見るとすぐに拒絶反応を示して「陰謀論だ!」という人がいます。別にそれはそれで構いません。中には誤っている情報もあるでしょうしね。

 

でも僕は、こうやってすぐに常識にとらわれて目をそらしちゃう人たちは非常に勿体無いことをしてるなと思います。

 

このような本から学べること非常に多いからです。そこには教科書に載ってない、本当の成功法則のようなものが隠されています。今の僕の考え方、生き方、ビジネスで成功する力はこうした本からも形成されています。

 

例えば先ほども書いたように、明治維新なんて田舎の下級武士だけの力だけで到底成せることではありません。何らかのバックアップが必要です。そのために彼らはイギリスの武器商人であるトーマス・グラバーと手を組んだ。

 

さらに一枚上手であるロスチャイルド家は、倒幕側に武器や資金を提供している裏で、幕府側も支援をしていた。

 

これってかなり学ぶべき点が多いですよね。

 

もちろんそれをやれと言っているわけではありません。ビジネスをする上の戦略として、活用できる点もあるということ。

 

 

 

最後に:自分が信じることを信じればいい

以上が「マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている」を読んだ感想です。

 

歴史の教科書では、過去に起こったことについて表面上の情報が乗せられています。「あの戦争は、どこの国の誰々が暗殺したことにより起こりました。」のようにね。

 

でも、それが正しいか正しくないかなんて関わった人間にしかわからないんですよ。

 

歴史っていうのは基本的に勝者が書くものです。権力を持ち、情報を簡単に操作できる立場にいるとしたら、あえて自分たちに不都合な情報は書きたいと思わないですよね?

 

人間なんてそんなものです。政治家も例外ではありません。

 

なので自分が信じたいことを信じましょう。他人の声には惑わされず、自分が正しいと思ったことをしましょう。それが世界が良くなる唯一の手段だと思います。

 

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パグです。格差社会を生き抜くための武器(知恵)を提供します。新卒でフリーランスになり、日本とアジアのデュアルライフを送ってます。ライフスタイルはTwitterとInstagramで公開。

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